SWAT が include を正しく認識しない

提供:Samba-JP
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KB番号 J0110
最終更新日 2001/12/04
作成者 はせがわようすけ
最終更新者

対象

この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。

  • Samba 2.0.x
  • Samba 2.2.x

現象

include パラメータを含む smb.conf が設定されている Samba サーバに SWAT でアクセスした場合、 include オプションそのものや、右辺に含まれる可変パラメータ(%aなど)を正しく認識できないことがあります。

例えば、Windows98 Second Edition からリスト1のような smb.conf の設定がなされている Samba サーバに SWAT でアクセスした場合、

[test1]
  include = smb.%a

このとき、SWAT の設定表示では次のように表示されます。

[test1]
  include = smb.Win2K

また、smb.conf が次のような設定の場合

[test1]
  path = /tmp
  include = %m

SWAT では以下のように表示されます。

[test1]
  path = /tmp

対処策

これは仕様となります。現在の SWAT は include には対応していません。

これは、SWAT が直接 smb.conf を表示、編集しているのではなく、一度メモリ上に展開された smb.conf を元に変更、 書き出す、という処理を行っているためです。

この技術情報は samba-jp:11345 からの一連のスレッドの議論を元に作成されています。