Sambaドメイン評価環境(lenny)

提供:Samba-JP
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Debian GNU/Linux 5.0(lenny)上に Samba + LDAP の環境を構築した VMware の仮想ディスクイメージを公開します。

動作検証用などに使ってください。

不具合点の指摘や要望などは [Samba-JPメーリングリスト | メーリングリスト]に御願いします。

なお、過去のバージョンについて

をそれぞれ参照してください。

ダウンロード

ダウンロードは以下から行ってください。

機能

  • 「SAMBADOM」というSambaドメインのPDCとして機能します。
  • Windowsから管理するための設定を行っています。
  • UNIXユーザとSambaユーザとのパスワード同期設定済です。
  • 詳細な構築手順は Samba PDC (lenny) を御参照ください。

設定内容

Linuxのアカウント

  • root (パスワードはsamba)
  • local (パスワードはlocal)

Samba上のアカウント

  • Administrator (パスワードはsamba:ドメイン管理者権限を持つ)
  • ldap01(パスワードはldap01:LDAP上でのアカウント)

ネットワーク設定

  • ホスト名
    sambapdc
  • DNSドメイン名
    samba.local
  • DN
    dc=samba,dc=local
  • TCP/IP設定
    DHCPにより取得
  • VMware設定
    NATインタフェース

初期インストール時の設定

設定項目 設定内容
言語 英語(未設定)
地域 日本
キーボード 101英語キーボード
ホスト名 sambapdc
TCP/IP設定 DHCP
パッケージ取得先 ftp.jp.debian.org

インストールしたパッケージ

パッケージ名 用途
samba/smbclient Samba本体
slapd OpenLDAPサーバ
libnss-ldap UNIXユーザをLDAP管理するためのモジュール
libpam-ldap 認証をLDAPで行うためのモジュール
libpam-smbpass UNIXユーザのパスワード変更をSamba経由で行うためのモジュール
acl ACL機能を有効化するツール
attr 拡張属性を扱うためのツール
ssh 管理用、リモートアクセス用
lv ページャ

設定したファイル

ファイル名 用途
/etc/samba/smb.conf Sambaの設定ファイル
/usr/local/sbin/mgrshare(追加) Windowsからの共有管理を行うためのスクリプト
/usr/local/sbin/crackcheck(追加) パスワード変更時に強度指定を行う Samba 付属のコマンド
/etc/ldap/slapd.conf OpenLDAP設定ファイル
/etc/ldap/schema/samba-3.2.5.schema(追加) OpenLDAP用のSambaスキーマ定義ファイル
/etc/pam.d/common-auth PAM設定ファイル
/etc/pam.d/common-account 同上
/etc/pam.d/common-session 同上
/etc/pam.d/common-password 同上
/etc/fstab マウントするファイルシステムの設定ファイル

バージョン 3.0 (2009/09/12)

  • lenny 対応