「Samba 3.2 のクラスタ機能検証手順」の版間の差分

提供:Samba-JP
ナビゲーションに移動検索に移動
(作成中)
 
編集の要約なし
12行目: 12行目:


Samba のクラスタ機能は、共有ディスクの実装に依存しませんが、比較的手軽にできる共有ディスクとして、ここでは iscsi のターゲットを動作させることにします。
Samba のクラスタ機能は、共有ディスクの実装に依存しませんが、比較的手軽にできる共有ディスクとして、ここでは iscsi のターゲットを動作させることにします。

以下、 base-system のインストールのみを行った lenny を前提として手順を紹介します。

* ホスト名の設定
: ここではホスト名を「iscsi1」に設定しました。
<pre>echo iscsi1 > /etc/hostname</pre>

* IP アドレスの設定
: 検証だけなら DHCP でも動作しますが、ここでは一応 192.168.135.20 というアドレスを付与しました。
<pre>
# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback
# The primary network interface
auto eth0
#iface eth0 inet dhcp
iface eth0 inet static
address 192.168.135.20
netmask 255.255.255.0
network 192.168.135.0
broadcast 192.168.135.255
gateway 192.168.135.2
</pre>

* パッケージのインストール
:

2008年10月5日 (日) 15:30時点における版

Samba 3.2 系列の新機能の一つにクラスタ機能があります。

以下、Debian 開発版(コードネーム lenny)を用いた、クラスタ機能の検証手順を解説します。

なお、lenny を用いた理由は、検証に必要なパッケージがすべてデフォルトで用意されているためです。

iscsi ターゲットの作成

クラスタ機能を利用するには、共有ディスクが必要です。

Samba のクラスタ機能は、共有ディスクの実装に依存しませんが、比較的手軽にできる共有ディスクとして、ここでは iscsi のターゲットを動作させることにします。

以下、 base-system のインストールのみを行った lenny を前提として手順を紹介します。

  • ホスト名の設定
ここではホスト名を「iscsi1」に設定しました。
echo iscsi1 > /etc/hostname
  • IP アドレスの設定
検証だけなら DHCP でも動作しますが、ここでは一応 192.168.135.20 というアドレスを付与しました。
 # The loopback network interface
 auto lo
 iface lo inet loopback
 
 # The primary network interface
 auto eth0
 #iface eth0 inet dhcp
 iface eth0 inet static
         address 192.168.135.20
         netmask 255.255.255.0
         network 192.168.135.0
       broadcast 192.168.135.255
         gateway 192.168.135.2
  • パッケージのインストール