「Security = serverの時にSambaサーバ上のユーザで認証したい」の版間の差分

提供:Samba-JP
ナビゲーションに移動検索に移動
(新規作成)
 
(Samba 2.2 系列に関する情報を追記)
21行目: 21行目:


もちろん、GUIからアクセスすることも可能です。その場合もユーザ名を上記の形式で指定してください。
もちろん、GUIからアクセスすることも可能です。その場合もユーザ名を上記の形式で指定してください。

==Samba 2.2系列までの挙動==
Samba 2.2 系列までは、

security = server

の設定が行われている際に、<code>password server</code> で指定されたサーバ上に存在しなかったアカウントについては、自動的に Samba サーバ上に存在するアカウントとみなして認証が実施されていました。


== 参照情報 ==
== 参照情報 ==

2006年12月24日 (日) 07:46時点における版

KB番号 J0084
最終更新日 2006/12/24
作成者 たかはしもとのぶ
最終更新者

対象

この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。

  • Samba 3.0 系列

説明

Samba サーバを

 security = server

 security = domain

で運用している場合、基本的に Samba サーバへの認証要求は password server パラメータで指定された SMB サーバにリダイレクトされます。

しかし、以下のようにユーザ名を「Sambaサーバ名\ユーザ名」形式で指定することで、こうした環境下でも、Sambaサーバ上に存在するユーザとして認証することが可能です。

net use \\SERVERNAME\share /user:ServerName\UserName

もちろん、GUIからアクセスすることも可能です。その場合もユーザ名を上記の形式で指定してください。

Samba 2.2系列までの挙動

Samba 2.2 系列までは、

 security = server

の設定が行われている際に、password server で指定されたサーバ上に存在しなかったアカウントについては、自動的に Samba サーバ上に存在するアカウントとみなして認証が実施されていました。

参照情報

この技術情報は samba-jp:19105 から始まる一連の議論を参考に作成されています。