「Windows VistaからのSambaドメインへの参加」の版間の差分

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(Windows NT ドメインへの参加条件の文言を修正)
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=== 参照情報 ===
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この技術情報は [http://cgi.samba.gr.jp/pipermail/samba-jp/2007-March/000549.html samba-jp:19287] からの一連のスレッドを参考に作成されています。

* [http://cgi.samba.gr.jp/pipermail/samba-jp/2007-March/000549.html samba-jp:19287] からの一連のスレッド
* [http://www.osstech.co.jp/_media/techinfo/seminar/osstech20061019b.pdf Samba 3.0/4.0 ロードマップと Windows Vista との対応状況] ([http://www.osstech.co.jp/techinfo 技術情報[OSSTech]] から参照可能)

を参考に作成されています。

2007年3月4日 (日) 10:23時点における版

KB番号 J0085
最終更新日 2007/03/02
作成者 たかはしもとのぶ
最終更新者 太田俊哉

対象

この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。

  • Samba 2.2 系列
  • Samba 3.0.14a
  • Windows Vista Business

説明

Samba 3.0 系列の途中のバージョン(少なくとも Samba 3.0.14a 以降)で構築された Samba ドメインには、ドメイン参加機能を持った Windows Vista マシン(Business/Enterprise/Ultimate)を参加させることが可能です。

以前の版では「Samba ドメインに参加させるには、予め Samba ドメイン側で参加させるマシンのコンピュータアカウントを作成しておく必要があります。」という記載を行っていましたが、これは誤りです。

Samba 2.2 系列以前、Samba 3.0 系列の初期のバージョンは Windows Vista からのドメイン参加には対応していません。

これらのバージョンで Windows Vista からのドメインログオンを行おうとすると、以下のようなログが記録されて、ドメイン参加に失敗します。

[2007/03/02 11:01:57, 0, pid=13082, effective(65534, 100), real(0, 0)]
rpc_server/srv_pipe.c:api_pipe_bind_req(829)  api_pipe_bind_req: unknown auth type 1 requested.

参考情報

Windows NT Server が PDC の NT ドメインでも、あらかじめコンピュータアカウントを作成することで Windows Vista マシンを参加させることが可能です。ただし、Windows Vista は LAN Manager 認証レベルのデフォルトが「NTLMv2 応答のみ送信」となっているため、「NTLM 応答のみ送信」などに変更しておく必要があります。

参照情報

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