ディレクトリの属性を保持できない

提供: Samba-JP
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KB番号 J0105
最終更新日 2001/07/31
作成者 はせがわようすけ
最終更新者

対象

この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。

  • Samba 2.x

現象

Windows から Samba サーバ上のディレクトリの属性(読取専用、アーカイブ等)を変更しても Samba ではその属性を保持することができません。

原因

Windows 系のファイルシステム(FAT/NTFSなど)の場合、これらの属性はファイルシステム上に保存されています。 ディレクトリに対してこれらの属性を設定することは通常あまりありませんが、 ファイルシステム上に属性を保存する領域はありますので、正常に設定できます。

一方、 UNIX 上にはそもそもこれらの属性を保存する領域がないため、 Samba では、一般ファイルについては "map archive"、"map hidden"、"map system" のパラメータを指定することにより、パーミッション上の3つの x ビットに各々『アーカイブ』 『隠し』『システム』の各属性を割り当てて保持します。 しかし、ディレクトリの場合、x ビットがセットされていないと UNIX で正しく扱えないため、 これらのビットが利用できません。

そのため、Samba では、Windows で設定されたディレクトリに対する属性を正しく保持できません。

対処策

対処策はありません。これは Samba を使う上での制限事項となります。

参考

Using Samba5.3 MS-DOS と UNIX におけるファイルのアクセス権と属性

この技術情報は samba-jp:04905, samba-jp:10453 からの一連のスレッドの議論を元に作成されています。