Windows NTから12文字を越える長さの共有名が利用できない

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KB番号 J0036
最終更新日 2001/06/30
作成者 たかはしもとのぶ
最終更新者

対象

この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。

  • Samba 2.0.9
  • Samba 2.0.9日本語版リリース1.0
  • Windows NT Workstation 4.0
  • Windows NT Server 4.0

現象

Sambaで12文字より長い(12文字を含まない)共有名を作成した場合、Windows NT側からその共有にアクセスしようとすると、

 \\server\share にアクセスできません。
 指定されたネットワークパスは、どのネットワークプロバイダによっても受け付けられませんでした。

というエラーメッセージが出力されてアクセスすることができません。

なお、Windows 2000 に対しては、この現象は発生しません。Samba は Windows 2000 に対して、UNC の最初の「\\」を除いた部分の長さが合計127文字までの長さの共有名を提供することが可能です。

原因

これはWindows NTとSambaの仕様になります。

SambaはUnicode形式の共有名をサポートしていないため、Windows NT側では8+3形式で表現できる12文字を越える長さの共有名を不正な共有名として扱います。このため表示されるにも関わらずアクセスできないという事象が発生します。

関連する問題として

もご参照ください。

対処策

Sambaサーバ側で12文字を越える長さの共有を作成しないように注意してください。長いアカウント名を利用している場合、アカウント名の長さが12文字を越えると、そのユーザのホームディレクトリへのアクセス時にも同様の問題が発生することに注意してください。

Samba 2.0.10日本語版リリース1.0以降では、こうした共有のアクセス時に内部的な共有名も切り詰めることで、Windows NTから切り詰められた共有名でのアクセスを可能とするように暫定的な修正を行なっています。

この技術情報は sugj-tech:3062 からの一連のスレッドの議論を元に作成されています。