デモ手順 - Samba PDC (squeeze)のソースを表示
提供:Samba-JP
←
デモ手順 - Samba PDC (squeeze)
ナビゲーションに移動
検索に移動
あなたには「このページの編集」を行う権限がありません。理由は以下の通りです:
この操作は、以下のグループに属する利用者のみが実行できます:
登録利用者
。
ページ
名前空間にあるページを編集する権限がありません。
このページのソースの閲覧やコピーができます。
= ドメイン編 = == Windowsマシンのドメイン参加 == Windows 7(レジストリ変更済)Professional や Windows XP Professional などのWindowsマシンがドメインに参加できることを確認する。 === 関連パラメータなど === * workgroup = SAMBADOM * domain logons = yes * LDAP関連パラメータ === 確認手順 === * ドメインに参加させるWindowsマシンがWindows 7もしくはWindows Server 2008 R2以降の場合は、[[Windows 7からSambaドメインにログオンできない]] に従い、レジストリを変更する * ドメインに参加させるWindowsマシンがWindows Server 2008の場合は、…… * SambaサーバとWindowsマシンが同一IPサブネットに存在していない場合は、WINSやLMHOSTSファイルを設定してNetBIOS名の名前解決を適切に行う * NTドメインへの参加と同様にして、Sambaドメインに参加する。ドメイン参加の際のユーザ名とパスワードは、おのおのadministratorとsambaを用いる。 * 再起動後、以下のユーザでSAMBADOMドメインにログオン可能なことを確認する ** administratorユーザ、パスワードは「samba」 ** ldap01ユーザ、パスワードは「ldap01」 :: 注意:ldap01ユーザは一般ユーザのため、サーバOSの場合は、事前に該当ユーザにローカルログオン権限を付与しておく必要がある == GUIツールからのアクセス == WindowsマシンからGUI管理ツールでアクセスできることを確認する。 === 関連パラメータなど === * LDAP関連パラメータ === 確認手順 === * [http://support.microsoft.com/kb/173673/ja|Windows NT Workstation 4.0 用の Windows NT サーバー ツール] より、あらかじめ管理ツール(srvtools.exe)を入手の上、適宜展開しておく。MS-DOS 形式の自己展開ファイルとなっているが、ファイルの拡張子を zip に変更することで、普通の zip 形式の圧縮ファイルとして扱うことも可能。 * 管理ツールは Windows XP もしくは Windows Server 2003 R2 以前のプラットフォームでしか起動しないので、当該プラットフォームの Windows マシンを用意し、ドメインに参加させる。 * administrator など、ドメインの管理者権限のあるユーザで用意した Windows マシンからログオンし、展開した管理ツール内にある usrmgr.exe を起動する。 * administrator をクリックし、各画面で詳細情報が表示されることを確認する。 == ユーザの追加、削除 == WindowsマシンからGUI管理ツールからユーザの追加、削除を行えることを確認する。 === 関連パラメータなど === * LDAP関連パラメータ === 確認手順 === * usrmgr.exe から「User」-「New User」とたどり、表示された画面でUsername欄に任意のユーザ名を指定する。 * 「Add」を押す。 * 「Close」を押し、改めて usrmgr.exe の画面を確認し、追加したユーザが一覧に表示されていることを確認する。 * 該当ユーザを選択し、DEL キーを押す。 * 警告画面で「OK」を押す。最終確認画面でも「はい」を押す。 * 改めて usrmgr.exe の画面を確認し、削除したユーザが一覧に表示されていないことを確認する。 = ファイルサーバ編 = === ユーザ名のマッピング === 任意のユーザ名と Samba ユーザとのマッピングができることを確認する。 ==== 関連パラメータなど ==== * username map = /etc/samba/smbusers * /etc/samba/smbusers ファイル ==== 確認手順 ==== * Windows マシンから、以下のユーザ名でログオンする(パスワードはldap01) ** LDAP01 user ** 00000001 ** LDAPユーザー 01 * いずれの場合も ldap01 としてログオンしていることを確認する : たとえば、コマンドプロンプトから net use コマンドを実行すると、ホームディレクトリが \\sambapdc\ldap01 になっていることがわかる。 ==== 応用 ==== /etc/samba/smbusers ファイルを編集することで、上記以外のマッピングも行えることを確認する。 === ホームディレクトリの設定および自動作成 === ドメインの個々のユーザに対して、ホームディレクトリの設定(マウント先の共有、マウントするドライブ)が設定できることを確認する。 併せて新規ユーザーのログオン時にホームディレクトリが自動的に作成されることを確認する。 ==== 関連パラメータなど ==== * logon home = * (logon drive) * root preexec = /usr/local/sbin/createhomedir %D %S :<small>本来であれば、上記設定を行わずとも、PAM の設定によりホームディレクトリが自動作成されるはずだが、今回の環境で検証した限り、自動作成がうまくいかなかったため、暫定的に root preexec パラメータを用いて自動作成を行っている。</small> * [homes] 共有 * (template homedir) ==== 確認手順 ==== * たとえば以下のようにして、 testuser という名前で、新規ユーザを作成する # pdbedit -a testuser GUIから作成しても構わない。 * たとえば以下のようにして、ホームディレクトリを /home/SAMBADOM/testuser に設定し、H: ドライブにマウントするように設定する # pdbedit -h \\\\sambapdc\\testuser -D h: testuser GUIから設定しても構わない。なお、Samba サーバ上では、[homes] 共有により、testuser でログオンすると /home/SAMBADOM/testuser が \\sambapdc\testuser という名前で共有される。 * たとえば以下のようにして、 testuser ディレクトリが存在しないことを確認する root@sambapdc:/home/SAMBADOM# ls -l total 8 drwx------ 2 ldap01 domusers 4096 Jul 8 21:21 ldap01 drwx------ 2 ldap02 domusers 4096 Jul 8 21:24 ldap02 * Windows マシンから testuser でログオンする * 再び ls -l /home/SAMBADOM を実行し、以下のように testuser ディレクトリが作成されていることを確認する root@sambapdc:/home/SAMBADOM# ls -l total 12 drwx------ 2 ldap01 domusers 4096 Jul 8 21:21 ldap01 drwx------ 2 ldap02 domusers 4096 Jul 8 21:24 ldap02 drwx------ 2 testuser domusers 4096 Aug 6 19:31 testuser * Windows マシン上でコマンドプロンプトを起動し、先ほどホームディレクトリのマウント先として指定したドライブがカレントドライブとなっていることを確認する。 * net use コマンドを実行し、カレントドライブがホームディレクトリとして指定した共有になっていることを確認する。 * たとえば以下のようにして、何かファイルを書き込み、その内容が Samba サーバ上からも参照できることを確認する。 H:\> echo test1 > test1.txt # cat ~testuser/test1.txt test1 ==== 応用 ==== * logon home パラメータと logon drive パラメータにより、新規作成するユーザに設定するホームディレクトリの共有パスおよびマウント先のドライブ名を指定することができる。Samba PDC では、logon home ドライブを明示的に空文字に指定しているため、デフォルトでは、ホームディレクトリのマウントは行われない。 === Samba変数の値確認 === ==== 関連パラメータなど ==== * [share_test] 共有 * root preexec = /usr/local/sbin/var-check * /usr/local/sbin/var-check ==== 確認手順 ==== * [share_test] 共有内の、以下の設定のコメントをはずす # List all variables root preexec = /usr/local/sbin/var-check '%U' '%G' '%h' '%L' '%m' '%M' '%R' '%d' '%a' '%I' '%i' '%T' '%D' '%w' '%v' '%V' '%S' '%P' '%u' '%g' '%H' '%N' '%p' '%$(PATH)' '%$(USER)' * Samba サーバを再起動する、もしくは smbcontrol smbd reload-config コマンドなどで、変更を反映させる * Windowsマシンから share_test 共有にアクセスする : アクセスした時点で、root preexec パラメータにより、/usr/local/sbin/var-check スクリプトが実行され、/tmp/var.txt ファイルが生成される。 * /tmp/vat.txt の内容を参照する <pre> # cat /tmp/var.txt %U : ldap02 %G : domusers %h : sambapdc %L : sambapdc %m : winxppro-sp3-3 %M : ::ffff:192.168.135.130 %R : NT1 %d : 2382 %a : WinXP %I : 192.168.135.130 %i : ::ffff:192.168.135.222 %T : 2011/08/06 23:22:40 %D : SAMBADOM %w : \ %v : 3.5.6 %V : 4294967295 %S : share_test %P : /var/lib/samba/shares/share_test %u : ldap02 %g : domusers %H : /home/SAMBADOM/ldap02 %N : sambapdc %p : e1 : /usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin e2 : root </pre> 最後の e1 と e2 は、おのおの PATH および USER 環境変数の値を表示させている。このように、任意の環境変数の値を Samba 変数として用いることも可能である。 ==== 注意事項 ==== このスクリプトおよび設定は、あくまで Samba 変数の値を確認する方法を示すためのものであり、実環境では用いないこと。内容を確認したら、速やかに設定を基に戻し、本スクリプトの機能を無効化すること。 ==== 応用 ==== Samba 変数の値を確認する方法として、他にも comment パラメータや server string パラメータを用いることも可能である。 なお、パラメータによっては、パラメータ固有の Samba 変数を持っている場合があるが、本スクリプトでは、パラメータに依存しない一般的な Samba 変数のみを扱っている。 === アクセス権のないファイルを非表示にする === 設定を行うことで、アクセス権のないファイルが非表示になることを確認する。 ==== 関連パラメータなど ==== * [share_test] 共有 * hide unreadable パラメータ ==== 確認手順 ==== * Windowsマシンに一般のユーザ(ldap01ユーザなど)でログオンし、share_test 共有内の hide_unreadable フォルダにアクセスする * secure.txt と normal.txt が表示されていることを確認する * [share_test] 共有内の、以下の設定のコメントをはずす # Hide unreadable files hide unreadable = yes * Samba サーバを再起動する、もしくは smbcontrol smbd reload-config コマンドなどで、変更を反映させる * Windowsマシンに一般のユーザ(ldap01ユーザなど)でログオンし、share_test 共有内の hide_unreadable フォルダにアクセスする * secure.txt が表示されていないことを確認する ==== 応用設定 ===== hide unwriteable パラメータの動作確認、'''フォルダを作成した際の挙動の確認。''' === 特定のファイル名のファイルを非表示にする === ==== 関連パラメータなど ==== * [share_test] 共有 * veto files パラメータ ==== 確認手順 ==== * Windowsマシンに一般のユーザ(ldap01ユーザなど)でログオンし、share_test 共有内の veto_files フォルダにアクセスする * GodMode という特殊なフォルダ(Windows XPの場合は普通のフォルダ)と dummy.exe が表示されていることを確認する * [share_test] 共有内の、以下の設定のコメントをはずす # Prohibit to put EXE files and files with GUID veto files = /*.exe/*.{*}/ delete veto files = yes * Samba サーバを再起動する、もしくは smbcontrol smbd reload-config コマンドなどで、変更を反映させる * Windowsマシンに一般のユーザ(ldap01ユーザなど)でログオンし、share_test 共有内の veto_files フォルダにアクセスする * GodMode と dummy.exe の両方が表示されていないことを確認する * .EXE ファイルを Windows マシンから share_test 共有内にコピーできないことを確認する : '''パーミッションが 755 になっているので、あらかじめ 1777 などに変更した上で確認すること。''' : '''share_test 共有に writeable = yes の設定が抜けているので、あらかじめ設定しておくこと''' === ファイルアクセスの監査設定を行う === ==== 関連パラメータなど ==== * [share_test] 共有 * vfs objects = full_audit * full_audit:* パラメータ * /etc/rsyslog.d/samba.conf ==== 確認手順 ==== * [share_test] 共有内の、以下の設定のコメントをはずす # Audit vfs objects = full_audit full_audit:facility = local1 full_audit:success = connect disconnect full_audit:failure = connect disconnect mkdir rmdir open close rename unlink share_test 共有に、既に有効な vfs objects 行がある場合は、その行の末尾に full_audit を追記するか、一旦既存の vfs objects 行をコメントアウトすること。 * Samba サーバを再起動する、もしくは smbcontrol smbd reload-config コマンドなどで、変更を反映させる * Windowsマシンに一般のユーザ(ldap01ユーザなど)でログオンし、share_test 共有にアクセスする * /var/log/samba/log.audit に、以下のようなログが記録されていることを確認する Aug 7 00:54:14 sambapdc smbd[2833]: ldap02|192.168.135.130|connect|ok|share_test ==== 応用 ==== full_audit:success および full_audit:failure パラメータの値をいろいろと書き換えて検証してみる。 /etc/rsyslog.d/samba.conf の内容と full_audit:facility パラメータの内容を変更して、Samba がログを出力するファシリティや出力先をいろいろ変えてみる。 === シンボリックリンクの有効化 === ==== 関連パラメータなど ==== * [share_test] 共有 * unix extensionsパラメータ * wide links パラメータ ==== 確認手順 ==== * Windowsマシンに一般のユーザ(ldap01ユーザなど)でログオンし、share_test 共有にアクセスする * [share_test] 共有内の、wide_links フォルダにある passwd.txt (/etc/passwdにリンク)をクリックし、ファイル内容が読み取れないことを確認する。 * [share_test] 共有内の、以下の設定のコメントをはずし、値を yes に設定する # Prohibit to symlink outside the share (by default after Samba 3.5.0) wide links = yes * [global] セクション内の、以下の設定のコメントをはずす unix extensions = no * Samba サーバを再起動する、もしくは smbcontrol smbd reload-config コマンドなどで、変更を反映させる * [share_test] 共有内の、wide_links フォルダにある passwd.txt をクリックし、ファイル内容が読み取れることを確認する = ファイルサービスとアクセス制御 = == 共有のアクセス制御 == === IPアドレス単位のアクセス制御 === ==== 関連パラメータなど ==== * share_test 共有 * hosts allow パラメータ * hosts deny パラメータ ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.142 - 143 === ユーザ、グループ単位でのアクセス制御 === ==== 関連パラメータなど ==== * shared 共有 * valid users パラメータ * invalid users パラメータ ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.144 - 145 === 読み込み、書き込み単位でのアクセス制御 === ==== 関連パラメータなど ==== * shared 共有 * read only パラメータ * write list パラメータ ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.148 - 149 === 指定した時間帯に共有を読み取り専用にする === 未設定 ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.149 - 150 === 複数人から互いに書き込み可能なファイル共有 === ==== 関連パラメータなど ==== * shared 共有 ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.154 - 155 === 書き込み専用のファイル共有 === 未設定 ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」なし === ACL の操作 === ==== 関連パラメータなど ==== * aclshare1 共有 * aclshare2 共有 * acl map full control パラメータ * dos filemode パラメータ * inherit owner パラメータ ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.155 - 187 == ファイル共有機能の基本 == === ファイル共有一覧画面での表示制御 === ファイル共有の一覧画面で、任意のファイル共有を非表示にできることを確認する。 ==== 関連パラメータなど ==== * share_test 共有 * browseable パラメータ ==== 確認手順1 ==== * 1. Windows マシンに任意のユーザでログオンし、例えば「ファイル名を指定して実行」で「\\sambapdc」と入力する。 : 共有の一覧が表示され、share_test 共有も'''表示されている'''ことを確認する。 [[画像:Sambapdc4-sharelist01.png|「共有の一覧」画面]] * 2. share_test 共有内の、以下の設定のコメント「;」をはずす # Do not list the share list <font color="red"><b>;</b></font> browseable = no * 3. Samba サーバを再起動する、もしくは smbcontrol smbd reload-config コマンドなどで、変更を反映させる * 4. Windows マシンに任意のユーザでログオンし、例えば「ファイル名を指定して実行」で「\\sambapdc」と入力する : 共有の一覧が表示されるが、share_test 共有は'''表示されていない'''ことを確認する。 [[画像:Sambapdc4-sharelist02.png|「共有の一覧」画面]] * 5. 例えば「ファイル名を指定して実行」で「\\sambapdc\share_test」と入力する : 共有一覧では非表示となったが、UNC パスを直接指定することで、図のように share_test 共有自体にはアクセス可能であることを確認する。 [[画像:Sambapdc4-sharelist03.png|「共有の一覧」画面]] ==== 確認手順2 ==== * 確認手順1の 2. の設定の代わりに、share_test セクションのセクション名を share_test$ に変更する * 確認手順1の 5. の操作において、「\\sambapdc\share_test$」と入力し、共有内のフォルダ一覧が表示できることを確認する ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.194 === ユーザ、グループ単位に隠し共有にする === 未設定 ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.195 === 共有への同時アクセス数の上限設定 === ==== 関連パラメータなど ==== * share_test 共有 * max connections パラメータ ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.198 === ホームディレクトリの自動共有 === ==== 関連パラメータなど ==== * homes 共有 ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.199 - 201 === ファイル属性 === ==== 関連パラメータなど ==== * store dos attributes パラメータ ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.207 === 指定したファイル、ディレクトリ名の表示、アクセスを禁止する === ==== 関連パラメータなど ==== * [share_test] 共有 * veto files パラメータ ==== 確認手順 ==== * Windowsマシンに一般のユーザ(ldap01ユーザなど)でログオンし、 share_test 共有内の veto_files フォルダにアクセスする * GodMode という特殊なフォルダ(Windows XPの場合は普通のフォルダ)と dummy.exe が表示されていることを確認する * [share_test] 共有内の、以下の設定のコメントをはずす # Prohibit to put EXE files and files with GUID veto files = /*.exe/*.{*}/ delete veto files = yes * Samba サーバを再起動する、もしくは smbcontrol smbd reload-config コ マンドなどで、変更を反映させる * Windowsマシンに一般のユーザ(ldap01ユーザなど)でログオンし、 share_test 共有内の veto_files フォルダにアクセスする * GodMode と dummy.exe の両方が表示されていないことを確認する * .EXE ファイルを Windows マシンから share_test 共有内にコピーできない ことを確認する : '''パーミッションが 755 になっているので、あらかじめ 1777 などに変更 した上で確認すること。''' : '''share_test 共有に writeable = yes の設定が抜けているので、あらか じめ設定しておくこと''' ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.216 - 217 === アクセスできないファイルの表示、読み取りを禁止する === 設定を行うことで、アクセス権のないファイルが非表示になることを確認する。 ==== 関連パラメータなど ==== * [share_test] 共有 * hide unreadable パラメータ ==== 確認手順 ==== * Windowsマシンに一般のユーザ(ldap01ユーザなど)でログオンし、 share_test 共有内の hide_unreadable フォルダにアクセスする * secure.txt と normal.txt が表示されていることを確認する * [share_test] 共有内の、以下の設定のコメントをはずす # Hide unreadable files hide unreadable = yes * Samba サーバを再起動する、もしくは smbcontrol smbd reload-config コ マンドなどで、変更を反映させる * Windowsマシンに一般のユーザ(ldap01ユーザなど)でログオンし、 share_test 共有内の hide_unreadable フォルダにアクセスする * secure.txt が表示されていないことを確認する ==== 応用設定 ===== hide unwriteable パラメータの動作確認、'''フォルダを作成した際の挙動の 確認。''' ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.217 - 218 === シンボリックリンクの追跡 === ==== 関連パラメータなど ==== * [share_test] 共有 a* unix extensions パラメータ * wide links パラメータ ==== 確認手順 ==== * Windowsマシンに一般のユーザ(ldap01ユーザなど)でログオンし、 share_test 共有にアクセスする * [share_test] 共有内の、wide_links フォルダにある passwd.txt (/etc/passwdにリンク)をクリックし、ファイル内容が読み取れないこと を確認する。 * [share_test] 共有内の、以下の設定のコメントをはずし、値を yes に設定 する # Prohibit to symlink outside the share (by default after Samba 3.5.0) wide links = yes * [global] セクション内の、以下の設定のコメントをはずす unix extensions = no * Samba サーバを再起動する、もしくは smbcontrol smbd reload-config コ マンドなどで、変更を反映させる * [share_test] 共有内の、wide_links フォルダにある passwd.txt をクリッ クし、ファイル内容が読み取れることを確認する ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.221 - 223 === Windows Vista からアクセスした際のパフォーマンスの向上 === ==== 関連パラメータなど ==== * share_test 共有 * vfs objects = readahead 行 ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.224 - 225 === Windows マシンからのファイル共有管理 === ==== 関連パラメータなど ==== * add share comand パラメータ * change share comand パラメータ * delete share comand パラメータ * mgrshare スクリプト ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.227 - 236 == 高度なファイル共有機能 == === ごみ箱機能 === === ファイルアクセスの監査 === ==== 関連パラメータなど ==== * share_test 共有 * vfs objects = full_audit 行 * full_audit:* パラメータ * /etc/rsyslog.d/samba.conf ファイル ==== 確認手順 ==== * share_test 共有内の、以下の設定のコメントをはずす # Audit vfs objects = full_audit full_audit:facility = local1 full_audit:success = connect disconnect full_audit:failure = connect disconnect mkdir rmdir open close rename unlink share_test 共有に、既に有効な vfs objects 行がある場合は、その行の末尾に full_audit を追記するか、一旦既存の vfs objects 行をコメントアウトすること。 * Samba サーバを再起動する、もしくは smbcontrol smbd reload-config コマンドなどで、変更を反映させる * Windowsマシンに一般のユーザ(ldap01ユーザなど)でログオンし、share_test 共有にアクセスする * /var/log/samba/log.audit に、以下のようなログが記録されていることを確認する Aug 7 00:54:14 sambapdc smbd[2833]: ldap02|192.168.135.130|connect|ok|share_test ==== 応用 ==== full_audit:success および full_audit:failure パラメータの値をいろいろと書き換えて、ログに記録する項目を変更して確認してみる。 /etc/rsyslog.d/samba.conf の内容と full_audit:facility パラメータの内容を変更して、Samba がログを出力するファシリティや出力先をいろいろ変えてみる。 ==== 参照 ==== * 「[[http://www.seshop.com/product/detail/13141/| 改訂版 Sambaのすべて]]」P.259 - 261
デモ手順 - Samba PDC (squeeze)
に戻る。
案内メニュー
ページ操作
ページ
議論
閲覧
ソースを閲覧
履歴
ページ操作
ページ
議論
その他
ツール
個人用ツール
ログイン
案内
メインページ
Sambaとは
メーリングリスト
Samba技術情報
マニュアル(4.20.4対応)
マニュアル(旧ver)
マニュアル(3.6.22対応)
公式のSamba3-HOWTO(β版:4.6.6対応)
公式のSamba3-HOWTO(β版:3.6まで)
Samba3開発者ガイド(β版)
プロジェクト
イベント
リンク
有料サポート等
ユーザー会
本家
お問い合わせ
ご支援&ご協力
最近の更新
ヘルプ
検索
ツール
リンク元
関連ページの更新状況
特別ページ
ページ情報