「MediaWikiインストール関連」の版間の差分

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==FreeBSDへのインストール==
=FreeBSDへのインストール=
FreeBSDでは、ベース環境にインストールしてもよいが、jail機能を使うと、手軽に
FreeBSDでは、ベース環境にインストールしてもよいが、jail機能を使うと、手軽に
システム全体を構築できるためお勧めである。但し、若干手順はかかる。
システム全体を構築できるためお勧めである。但し、若干手順はかかる。<BR>
ここではFreeBSD6.2Rでのインストールを前提とする。
==jailの準備==
===必要なもの===
==必要なもの==
*jailctl(pkg)
*jailctl(pkg)
*/usr/src配下
*/usr/src配下
===パッケージのダウンロード===
===準備作業===
jailctlを使う場合、make buildworldしたコンパイル済みバイナリを使用する。従って、あらかじめ /usr/src配下で make buildworldしておかなければならない。
===インストール===
ここではFreeBSD6.2Rでのインストールを前提とする。
====パッケージのダウンロード====
jail配下でMediaWikiを使う場合には、いくつかのパッケージが必要である。あらかじめ以下のパッケージをダウンロードしておくとよい(pkg_add -r でネットワーク経由でダウンロードも可能)。
jail配下でMediaWikiを使う場合には、いくつかのパッケージが必要である。あらかじめ以下のパッケージをダウンロードしておくとよい(pkg_add -r でネットワーク経由でダウンロードも可能)。
*apache-2.0.59.tbz
*apache-2.0.59.tbz
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*php5-zlib-5.2.1_3.tbz
*php5-zlib-5.2.1_3.tbz
*pkg-config-0.21.tbz
*pkg-config-0.21.tbz
====php5の成====
==準備==
jailctlを使う場合、make buildworldしたコンパイル済みバイナリを使用する。従って、あらかじめ /usr/src配下で make buildworldしておかなければならない。
標準のphp5パッケージの中にはapacheモジュールが含まれていないため、コンパイルし直す必要がある。/usr/ports/lang/php5 に移動し、make でコンパイル、make packageでパッケージの作成を行なう。
===パッケージの準備===
apache2を使う場合、標準で提供されているphp5パッケージでは対応していない。再コンパイルする必要がある。手順は以下の通り。
#apache2のインストール
#:packageとしてapache2(2.0,2.1,2.2)をインストールする。
#/etc/make.confの書換え
#:以下の行を追加する
#:
#:DEFAULT_PHP_VER=5
#:WITH_APACHE2=yes
#php5のコンパイル
#:/usr/ports/lang/php5に移動し、makeを行なう。構成メニューが表示されたときには必ずapache使用するように設定する。コンパイル終了後、make packageでパッケージの作成を行なう。
==インストール==
===jailの準備===
====jailディレクトリの準備====
====jailディレクトリの準備====
#ディレクトリの準備
#ディレクトリの準備
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#JAIL_HOME
#JAIL_HOME
#:jailのホームディレクトリを指定する。たとえば/home2/jailなど。
#:jailのホームディレクトリを指定する。たとえば/home2/jailなど。
#BATCH
#:自動実行の有無を指定する。自動実行の場合は、BATCH="yes"
#ROOT_PW
#:rootのハッシュされたパスワードを指定する。値は必ず"'"でくくること。
#PROCFS
#PROCFS
#:TRUEを設定し、有効にする。
#:TRUEを設定し、有効にする。

2007年5月5日 (土) 13:18時点における版

FreeBSDへのインストール

FreeBSDでは、ベース環境にインストールしてもよいが、jail機能を使うと、手軽に システム全体を構築できるためお勧めである。但し、若干手順はかかる。
ここではFreeBSD6.2Rでのインストールを前提とする。

必要なもの

  • jailctl(pkg)
  • /usr/src配下

パッケージのダウンロード

jail配下でMediaWikiを使う場合には、いくつかのパッケージが必要である。あらかじめ以下のパッケージをダウンロードしておくとよい(pkg_add -r でネットワーク経由でダウンロードも可能)。

  • apache-2.0.59.tbz
  • expat-2.0.0_1.tbz
  • libiconv-1.9.2_2.tbz
  • libxml2-2.6.27.tbz
  • mediawiki-1.9.3.tbz
  • mysql-client-5.0.37.tbz
  • mysql-server-5.0.37.tbz
  • perl-5.8.8.tbz
  • php5-extensions-1.1.tbz
  • php5-iconv-5.2.1_3.tbz
  • php5-mbstring-5.2.1_3.tbz
  • php5-mysql-5.2.1_3.tbz
  • php5-pcre-5.2.1_5.tbz
  • php5-readline-5.2.1_3.tbz
  • php5-session-5.2.1_3.tbz
  • php5-xml-5.2.1_3.tbz
  • php5-zlib-5.2.1_3.tbz
  • pkg-config-0.21.tbz

準備作業

jailctlを使う場合、make buildworldしたコンパイル済みバイナリを使用する。従って、あらかじめ /usr/src配下で make buildworldしておかなければならない。

パッケージの準備

apache2を使う場合、標準で提供されているphp5パッケージでは対応していない。再コンパイルする必要がある。手順は以下の通り。

  1. apache2のインストール
    packageとしてapache2(2.0,2.1,2.2)をインストールする。
  2. /etc/make.confの書換え
    以下の行を追加する
    DEFAULT_PHP_VER=5
    WITH_APACHE2=yes
  3. php5のコンパイル
    /usr/ports/lang/php5に移動し、makeを行なう。構成メニューが表示されたときには必ずapache使用するように設定する。コンパイル終了後、make packageでパッケージの作成を行なう。

インストール

jailの準備

jailディレクトリの準備

  1. ディレクトリの準備
    とりあえず/home2/jailとする。このディレクトリを作る。
  2. addonsディレクトリの準備
    このディレクトリ直下に、addonsディレクトリを用意する。この中に、/usr/local/jails/addonsの内容をコピーする。
  3. dellist5.txt修正
    必要に応じてdellist5.txtを修正する。
  4. runme.sh修正
    必要に応じてrunme.shを修正する。
  5. パッケージのコピー
    あらかじめコンパイル済みのphp5とダウンロード済みのパッケージを、/home2/jail/addonsにコピーする。

/usr/local/etc/jails.confの作成

/usr/local/etc/jails.conf.sampleがあるので、これをベースに修正する。以下の点を修正。

  1. IF
    jailが使うインタフェースを指定する。たとえばdc0など。
  2. JAIL_HOME
    jailのホームディレクトリを指定する。たとえば/home2/jailなど。
  3. BATCH
    自動実行の有無を指定する。自動実行の場合は、BATCH="yes"
  4. ROOT_PW
    rootのハッシュされたパスワードを指定する。値は必ず"'"でくくること。
  5. PROCFS
    TRUEを設定し、有効にする。
  6. JAILS
    ホスト名(ドメイン名)とIPアドレスを指定する。
  7. RC_CONF
    /etc/rc.confに指定したいパラメータを記述する。たとえば、
    RC_CONF='sendmail_enable="NONE" sshd_enable="YES" portmap_enable="NO" network_interfaces="" tcp_keepalive="NO" inetd_enable="YES"'
  8. NAMESERVER
    ネームサーバを指定する。