「Smbstatusでのmachineの表示がIPアドレスになる」の版間の差分
提供:Samba-JP
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2008年3月31日 (月) 05:44時点における最新版
KB番号 | J0094 |
最終更新日 | 2008/03/31 |
作成者 | 太田俊哉 |
最終更新者 |
対象
この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。
- Samba 3.0 系列
現象
Samba付属のコマンド smbstatus で共有やセッションの状態を表示するとき、machineフィールドが、コンピュータではなくIPアドレスで表示される場合があります。
説明
これは、Sambaの仕様です。クライアントからの接続がポート445(Direct Host)で行われた場合、一定の条件下でIPアドレスで表示されます。
Samba内部では、接続してきたクライアントのIPアドレスを、いったんリモートホスト名として格納します。ポート139で接続された場合は、その後、NetBIOS Session Requestによりクライアント側のNetBIOS名が通知され、その名前でリモートホスト名が上書きされます。しかし、ポート445で接続した場合には、NetBIOS Session Requestが行われないため、そのままIPアドレスが使用されます。
ただし、ユーザ認証時に、NTLMSSPを使って認証したときはクライアントのNetBIOS名が通知されるので、そのNetBIOS名を使います。
この技術情報は samba-jp:20112 からの一連のスレッドの議論を元に作成されています。