「CUPSサーバを起動していないと、sambaのログにエラーが出力され続ける」の版間の差分

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==現象==
==現象==
cupsサーバを起動していないと、Sambaで印刷機能を使わないにもかかわらず、Sambaのログに
CUPS (Common Unix Printing System) サーバを起動していないと、Sambaで印刷機能を使わないにもかかわらず、Sambaのログに
Unable to connect to CUPS server localhost - 接続を拒否されました
Unable to connect to CUPS server localhost - 接続を拒否されました
というエラーが出続けます。
というエラーが出続けます。
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これはSambaの仕様です。
これはSambaの仕様です。


Samba3.0系列では、規定値として、印刷機能をcupsとしています。そのため、printing パラメータで明示的に指定しないと、cpusサーバの存在を確認してしまいます。その結果前述のエラーが表示されます。
Samba3.0系列では、規定値として、印刷機能をCUPSとしています。そのため、printing パラメータで明示的に指定しないと、CUPSサーバの存在を確認してしまいます。その結果前述のエラーが表示されます。


==対処策==
==対処策==
印刷機能を使わない場合、printing パラメータを以下のように変更してください。
印刷機能を使わない場合、printing パラメータを以下のように変更してください。
printing = bsd
printing = bsd
これで、Sambaはcupsサーバの存在を調べなくなります。
これで、SambaはCUPSサーバの存在を調べなくなります。


この情報は、samba-jp:19507 からの一連のスレッドの議論を元に作成されています。
この情報は、samba-jp:19507 からの一連のスレッドの議論を元に作成されています。

2008年4月3日 (木) 04:49時点における版

KB番号 J0095
最終更新日 2008/04/01
作成者 太田俊哉
最終更新者

対象

この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。

  • Samba 3.0 系列

現象

CUPS (Common Unix Printing System) サーバを起動していないと、Sambaで印刷機能を使わないにもかかわらず、Sambaのログに

Unable to connect to CUPS server localhost - 接続を拒否されました

というエラーが出続けます。

説明

これはSambaの仕様です。

Samba3.0系列では、規定値として、印刷機能をCUPSとしています。そのため、printing パラメータで明示的に指定しないと、CUPSサーバの存在を確認してしまいます。その結果前述のエラーが表示されます。

対処策

印刷機能を使わない場合、printing パラメータを以下のように変更してください。

printing = bsd

これで、SambaはCUPSサーバの存在を調べなくなります。

この情報は、samba-jp:19507 からの一連のスレッドの議論を元に作成されています。