Fedora Core への Samba インストール
提供:Samba-JP
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Sambaのインストール
Fedora Core 3にはSambaのパッケージが含まれています。
ただし、デフォルトのインストールを行った状態では、Samba本体はインストールされていませんので別途インストールする必要があります。可能な限り、インターネットから最新版のパッケージを入手、インストールすることをお勧めします。
Sambaのインストール確認
Sambaのインストール状況を確認するには、以下のようにして端末(コマンドライン)上から rpm -qa
コマンドを実行して確認するのが確実です。
[root@filesv01 ~]# rpm -qa | grep samba samba-common-3.0.8-0.pre1.3 samba-client-3.0.8-0.pre1.3 ※samba-commonおよびsamba-clientパッケージがインストールされています
通常の構成では、このように samba-common と samba-client という2行が出力されることが多いはずです。しかし、この状態ではSamba本体はインストールされていません。実は、Sambaは以下のように複数のパッケージ(RPMファイル、以下Samba関連パッケージと呼称します)から構成されています。最低でもsambaパッケージがインストールされていないと、Sambaサーバは機能しません。
パッケージ名 | GUIからのインストール可否, | 説明 |
samba-common | Yes(※) | Sambaの共通プログラム/ファイル(smb.confなど) |
samba | Yes | Sambaのサーバプログラム(smbd/nmbdなど) |
samba-client | Yes | Sambaのクライアントプログラム(smbclientなど) |
samba-swat | No | SWAT関連(swatなど) |
system-config-samba-1.2.21-1 | Yes | Fedora Core 3に付属するSamba設定ツール |
※: 明示的に指定することはできませんが、パッケージ間の依存関係のため、sambaをインストールすると自動的にインストールされます。