大容量ファイルを転送中にキャンセルすると壊れたファイルが残る

提供:Samba-JP
J15から転送)
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KB番号 J0015
最終更新日 2001/07/26
作成者 たかはしもとのぶ
最終更新者

対象

この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。

  • Samba 2.0.7 (日本語版含む)
  • Samba 2.0.10 (日本語版含む)

状況

Windows 側から Samba に大容量のファイルを転送中に「キャンセル」ボタンを押して転送を中断すると、Samba 側に転送途中のファイルが残ってしまいます。 このファイルを ls 等でみると、ファイルサイズは転送されていたファイルの容量を示していますが、ファイルの内容は一部しか書き込まれていません。

Windows NTが転送先の場合はこうした現象は発生しません。

なお、本現象は Samba 2.2.1a では修正されているとの情報があります。

Samba 2.0.6 以前のバージョンに付いては確認を行っておりません。

また、現在のところ、原因についての調査は行なっておりません。

対処方法

現在のところ、これはSamba 2.0.x の仕様制限です。

この技術情報は sugj-tech:, fj.net.samba からの一連のスレッドの議論を元に作成されています。