「Windows VistaからのSambaドメインへの参加」の版間の差分
提供:Samba-JP
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細 (2.2.x未対応) |
(ドメインログオン失敗時のメッセージを追加。事前にコンピュータアカウントの追加が必要という情報を削除) |
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==対象== |
==対象== |
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この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。 |
この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。 |
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* Samba 2.2 |
* Samba 2.2 系列 |
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* Samba 3.0.14a |
* Samba 3.0.14a |
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* Windows Vista Business |
* Windows Vista Business |
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==説明== |
==説明== |
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Samba 3.0 系列の途中のバージョン(少なくとも Samba 3.0.14a 以降)で構築された Samba ドメインには、ドメイン参加機能を持った Windows Vista マシン(Business/Enterprise/Ultimate)を参加させることが可能です。 |
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:<small>以前の版では「''Samba ドメインに参加させるには、予め Samba ドメイン側で参加させるマシンのコンピュータアカウントを作成しておく必要があります。''」という記載を行っていましたが、これは誤りです。</small> |
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たとえば smbldap-tools を用いている場合は、以下のようにして追加しておきます。 |
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Samba 2.2 系列以前、Samba 3.0 系列の初期のバージョンは Windows Vista からのドメイン参加には対応していません。 |
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smbldap-useradd -a -w ''ComputerName'' |
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これらのバージョンで Windows Vista からのドメインログオンを行おうとすると、以下のようなログが記録されて、ドメイン参加に失敗します。 |
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[2007/03/02 11:01:57, 0, pid=13082, effective(65534, 100), real(0, 0)] |
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rpc_server/srv_pipe.c:api_pipe_bind_req(829) api_pipe_bind_req: unknown auth type 1 requested. |
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=== 参考情報 === |
=== 参考情報 === |
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Windows NT Server が PDC の NT ドメインでも同様にあらかじめコンピュータアカウントを作成することで Windows Vista マシンを参加させることが可能です。ただし、Windows Vista は LAN Manager 認証レベルのデフォルトが「NTLMv2 応答のみ送信」となっているため、「NTLM 応答のみ送信」などに変更しておく必要があります。 |
Windows NT Server が PDC の NT ドメインでも同様にあらかじめコンピュータアカウントを作成することで Windows Vista マシンを参加させることが可能です。ただし、Windows Vista は LAN Manager 認証レベルのデフォルトが「NTLMv2 応答のみ送信」となっているため、「NTLM 応答のみ送信」などに変更しておく必要があります。 |
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=== 参照情報 === |
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この技術情報は [http://cgi.samba.gr.jp/pipermail/samba-jp/2007-March/000549.html samba-jp:19287] からの一連のスレッドを参考に作成されています。 |
2007年3月4日 (日) 09:50時点における版
KB番号 | J0085 |
最終更新日 | 2007/03/02 |
作成者 | たかはしもとのぶ |
最終更新者 | 太田俊哉 |
対象
この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。
- Samba 2.2 系列
- Samba 3.0.14a
- Windows Vista Business
説明
Samba 3.0 系列の途中のバージョン(少なくとも Samba 3.0.14a 以降)で構築された Samba ドメインには、ドメイン参加機能を持った Windows Vista マシン(Business/Enterprise/Ultimate)を参加させることが可能です。
- 以前の版では「Samba ドメインに参加させるには、予め Samba ドメイン側で参加させるマシンのコンピュータアカウントを作成しておく必要があります。」という記載を行っていましたが、これは誤りです。
Samba 2.2 系列以前、Samba 3.0 系列の初期のバージョンは Windows Vista からのドメイン参加には対応していません。
これらのバージョンで Windows Vista からのドメインログオンを行おうとすると、以下のようなログが記録されて、ドメイン参加に失敗します。
[2007/03/02 11:01:57, 0, pid=13082, effective(65534, 100), real(0, 0)] rpc_server/srv_pipe.c:api_pipe_bind_req(829) api_pipe_bind_req: unknown auth type 1 requested.
参考情報
Windows NT Server が PDC の NT ドメインでも同様にあらかじめコンピュータアカウントを作成することで Windows Vista マシンを参加させることが可能です。ただし、Windows Vista は LAN Manager 認証レベルのデフォルトが「NTLMv2 応答のみ送信」となっているため、「NTLM 応答のみ送信」などに変更しておく必要があります。
参照情報
この技術情報は samba-jp:19287 からの一連のスレッドを参考に作成されています。