旧 Samba サポート情報
提供:Samba-JP
ナビゲーションに移動検索に移動
KB番号 | J0058 |
最終更新日 | 2001/09/21 |
作成者 | たかはしもとのぶ |
最終更新者 |
対象
この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。
- Samba 2.0.7
- Samba 2.0.6
- Samba 2.0.5a日本語版
- Samba 2.0.5a
説明
従来トップページ上に掲載されていた Samba サポート情報の内容です。
Samba 2.0.7
- 現時点で判明しているWindows 2000に関する不具合はすべて改修されました。
- ネットワーク上に Windows 2000 が存在する場合は、Samba 2.0.7以降を使いましょう。
- Windows 2000からのドメイン・ログオンはSamba 2.2.xからサポートです。
Samba 2.0.6
- smb.confに日本語を記述する際の仕様が変更になりました
- 従来は、smb.confにシフトJISで共有名を書くことにより、Windows 9xで日本語共有などが使用できました。
- Samba2.0.6からはcoding systemにあわせたコードでsmb.confを書く必要があります。
- 例えば、coding system=eucの時はsmb.confをEUCで、coding system=hexの時はsmb.confを(2バイトコードだけ)16進表示で記述する必要があります。
- 上記改修のため劣化が発生し、日本語の共有名を使うと不具合が発生します。 このため、Samba 2.0.6日本語版の開発は取りやめました。
- ドメイン・ログオンした時の、ユーザの移動プロファイルに関して仕様が変更されました。
Samba 2.0.5a 日本語版
- Red Hat Linux 6.1改、LASER5 Linux 6.0 REL.2 に含まれる Samba 2.0.5aJP2日本語版のデフォルトsmb.confでの以下の行は誤りです。
<誤>log file = /usr/local/samba/var/log.%m <正>log file = /var/log/samba/log.%m
あるいは、上記行を削除してください。 その他、smbumount,codepagesが入っていないなどの問題を修正したTurbo Linux 6.0用RPM、Red Hat Linux 6.1用RPMを公開しています。
Samba 2.0.5aオリジナル(日本語版も同様の問題あり)
- Windows 2000からアクセスできない問題はSamba 2.0.6で改善されています。
- Samba 2.0.5aもsmb.confで以下のように設定すると、Windows 2000からアクセスできます。
[global] nt smb support = no nt pipe support = no
しかし、この設定をするとWindows 9x からのアクセスで問題がでるようです。
- Windows NTに比べ、Windows 98との性能が極端に悪い問題はSamba 2.0.6で改善されています。
- Samba 2.0.6にしても改善されない場合は、Windows 98の不具合と考えられますが、英語版Windows 98には修正情報が発行されていますが、日本語版Windows 98には現在まだ発行されていません。
- Solarisで正しく動作しない問題は、修正を適用しコンパイルしたものを Samba 2.0.5a日本語版で公開しています。