Windows 2000 でフォルダ削除時に多量のエラーログが出る
提供:Samba-JP
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KB番号 | J0112 |
最終更新日 | 2001/12/8 |
作成者 | はせがわようすけ |
最終更新者 |
対象
この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。
- Samba 2.0.x
現象
Samba が何らかのエラーを起こした場合、max log size で指定されたサイズを超えてエラーログを記録すること があります。
原因
Samba のログの記録では、log ファイルは1つの SMB request を処理し終わる度に、 現在のサイズを調べ、指定されたサイズよりも大きければ現在のファイルを log.%m.old というファイル名にrename した上で新しいファイルを開く、 という設計になっています。 ですので、1つの SMB request を処理しようとしたときに大量の log が発生した場合には max log size を超えてログが記録されます。
このような現象は
- write_data() 関数のエラーログでディスク領域が使い果たされる
- Windows 2000 でフォルダ削除時に多量のエラーログが出る
などで確認されています。
対処策
対処策はありません。 基本的にはエラーが出る要因を1つずつ対処するしかありません。
この技術情報は samba-jp:10004 、samba-jp:11231 からの一連のスレッドの議論を元に作成されています。