Windows 7からSambaドメインにログオンできない

提供: Samba-JP
移動: 案内, 検索
KB番号 J0800
最終更新日 2011/01/17
作成者 たかはしもとのぶ
最終更新者 たかはしもとのぶ

目次

対象

この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。

  • Samba 3.2系列
  • Samba 3.3系列
  • Samba 3.4系列
  • Samba 3.5系列
  • Windows 7

現象

Samba ドメインに Windows 7 を参加させようとすると参加に失敗します。

説明

Windows 7 を Samba ドメインに参加させるためには、Sambaを3.3.5以降(もしくは3.2.12以降)にバージョンアップし、Windows 7 側のレジストリを以下のように設定する必要があります。

HKLM\System\CCS\Services\LanmanWorkstation\Parameters
  DWORD  DomainCompatibilityMode = 1
  DWORD  DNSNameResolutionRequired = 0

Samba 側での設定は特に不要ですが、バージョンには気をつけて下さい。 確認したバージョンを以下に示します。

なお、一部の過渡的なバージョンのSambaドメインに対してログオンする場合は、以下の設定も必要でしたが、 現在のバージョンでは問題を引き起こすことがあるため設定しないようにしてください。

HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Netlogon\Parameters
  RequireSignOrSeal = 0
  RequireStrongKey = 0

上記レジストリは、ローカルセキュリティポリシーで「ドメイン メンバ: 常にセキュリティで保護されたチャネルのデータをデジタル的に暗号化または署名する」と「ドメイン メンバ: 強力な (Windows 2000 かそれ以降のバージョン) セッション キーを必要とする」を設定することで変更することも可能です。

対象のバージョンで上記の設定を行わない場合、ドメインへの参加自体は成功するものの、再起動後にログオンしようとすると「このワークステーションとプライマリドメインとの信頼関係に失敗しました」というエラーが表示されてログオンできません。

なお、対象外のバージョンで上記の設定を行っていると、ドメインへの参加自体は成功するものの、再起動後にログオンしようとすると「このワークステーションとプライマリドメインとの信頼関係に失敗しました」というエラーが表示されてログオンできないので注意してください(Samba 3.4.0で確認)。

Sambaバージョンによるドメイン参加可否
Samba系列 参加NG 参加OK(過渡) 参加OK
Samba 3.0系列 3.0.34/3.0.37
Samba 3.2系列 3.2.5/3.2.11 3.2.12/3.2.15
Samba 3.3系列 3.3.0/3.3.1 3.3.2/3.3.3/3.3.4 3.3.5
Samba 3.4系列 3.4.0

参考情報

個人用ツール